以前から気になっていたAppleの製品、Apple TV(MD199J)。
あなたの生活に必要無いかも知れません。
でも、iPhone、iPad、Macのユーザー、特にお子様がいるご家庭では、かなり、楽しくなると思います!(o^^o)
その名前を初めて聞いた時は、「お!AppleからTVが発売されたのか!」と思ったが、よくよく調べてみると、ケーブルテレビを見る時とか、少し前のWOWOW(BS)チューナーとかに必要だった箱、遥か昔のUHFコンバーター的な「セット トップ ボックス (STB:Set Top Box) 」みたいなものなのね…。(^_^;)
●UHFコンバーター
若い人なんか「UHFコンバーター」なんて知らないですよね?最近では、テレビの放送が地デジになったので、もっと若い人だと「VHF、UHF」なんて言葉も知らないと思うし…。(>_<)
むか〜しむかし、テレビが白黒だったり(白黒の時代が有ったのは分かりますよね?)カラーになり始めの頃って、チャンネル数が12個しかなくて…。ん?地デジも12chしか無い?ふむむ、説明が難しいな…。(^_^;)
まあ、その12chがVHF(Very High Frequency・30 – 300MHz)って言う周波数帯域を使っていて、いろいろな大人の事情(?)で「もっとチャンネルを!」という事になり、新たにUHF(Ultra High Frequency・300MHz – 3GHz)の周波数帯域をテレビで使うことによって、チャンネル数が13から62chまで、50チャンネルも増えたのです。
ただ、それまでのテレビでは当然、UHFのチャンネルを見ることが出来ないので、VHFしか見ることの出来ないテレビで、UHFの放送を見るためにUHFコンバーターという製品が出てきたのである。コンバーターというのは「変換」と言う意味があるのだが、このUHFコンバーターは、UHFのチャンネルで受けた放送を、VHFの1ch、または2chの周波数に変換する、いわゆる「RF接続」されており、昔のテレビゲーム機なんかも、この方式でゲームの映像をテレビに映していたので、ある程度の年齢の方は、お分かりになるかと…。
まあ、合計62chあっても、放送局の数が限られているから全チャンネル分の放送があった訳では無く、北海道に住んでいると都市が離れているので余り感じないが、近畿から九州北部辺りまでは、放送局が乱立していて、同じチャンネルを近くで使用すると「混信」が発生するので、その回避の意味もあったのであろう。
ちなみに今の地デジはUHFの帯域を使用していて、基本的なチャンネルはアナログ時代と同じ13〜62chの50チャンネル。これを物理チャンネルと言い、我々が普段使用しているリモコンの1〜12chは「リモコンチャンネル番号」と言うらしい。(将来的に13〜52chの40チャンネルに減るらしい)
テレビで使用しなくなったVHFの帯域は、現在、何に使用するか検討中ですが、地デジ化は、周波数を有効利用する目的も有ったんですね!
あとは、Wikipediaなんかを見て勉強して下さい…。m(__)m
VHF(Very High Frequency・30 – 300MHz)
UHF(Ultra High Frequency・300MHz – 3GHz)
●Apple TVとは
すいません、かなり脱線しました…。(>_<)
と言うことで、Apple TVとは、おうちにあるテレビに接続する「ボックス」だったのだ!
大きさは非常にコンパクト。昔のUHFコンバーターよりメチャクチャ小さいが、出来る事は数万倍!
詳しくはAppleのサイトへ!(^_^;)
アップル – Apple TV – iTunesのHDコンテンツなどをあなたのテレビで。
※このページ、Appleのサイトで見つけるのに苦労した。上部ナビゲーションバーで「Mac > アクセサリ」に有るかと思ったら、「iPod > 製品」だった…。(^_^;)
まあ、手っ取り早くApple TVを説明すると、「わざわざ、レンタルビデオ屋さんへビデオを借りに行かなくてもレンタルが出来ます!」と言うことと、「Airplayを使って、Mac、iPhone、iPadと接続でき、音楽、写真、動画をテレビで見たり、iPhoneやiPadのゲームをテレビに映してすることが出来ますよ!」と言う製品です!
HuluやYoutubeなんかはApple TVが無くても、ウチのテレビ「BRAVIA」で見ることが出来るので割愛…。(^_^;)
●映画のレンタル
自分の場合、映画はレンタルビデオ屋さんでレンタルして見るより、Blu-ray(DVD)を買う派なのですが、先日「テルマエ・ロマエ」のBlu-rayをAmazonで購入しようと思ったけど、せっかくなので、iTunes Storeにて500円でレンタルし、Apple TVで見た。正確には「Apple TVをHDMIで接続したテレビで見た!」ですね…。
Blu-ray通常盤で、およそ3,600円程だったので、約1/7の価格。レンタルとBlu-rayの購入は一概に比較出来ないが…。
でも、iTunes Storeの価格って、音楽にしても映画の購入・レンタルにしても、全体的にもう少し安くなっても良いと思うのだが…。たぶんこんなに高いの日本だけですよね?アメリカでは、音楽1曲1ドル(100円未満)なので…。(@_@)
Apple TV、画質的には全然、問題無し。まあ映像にうるさい人なら「どうのこうの」言う人もいるのであろうが、映像屋の端くれである自分的に見ても、全然OKです!
音に関しても、ちゃんと5.1chサラウンドですし!(^^)v
ただ、レンタル版は、レンタルしてから30日以内は、いつでも視聴を開始出来るが、初めに再生してから48時間以内で見終わる必要があります…。(^_^;)
まあ、逆に48時間とか時間を区切られると、ある意味真剣に見るし、自分の場合、映画は2度以上見ないと理解出来ない事も有るので、その時間内に「時間を作って見よう!」と言う気持ちにもなり、良いかも知れません!「テルマエ・ロマエ」はギリギリ3日間で3回見ました!
Blu-rayは購入しちゃうと、いつでも見れると思ってしまうし、かと言って「何度も見るか?」と問われると、せいぜい2回。特典付きのBlu-rayは、それはそれで良い物なので、「これ!」っていう作品は、これからも購入していこうと思いますが、逆に買うまでもないなぁ〜、と言う作品は、iTunes Storeで見る機会が増えそうです!
そうそう、最近購入したBlu-rayといえば、竹内結子主演の「はやぶさ/HAYABUSA」と、渡辺謙主演の「はやぶさ 遥かなる帰還
」。
なかなか見る時間がなく、発売されてもう半年になってしまったが、この2作品は、是非特典付きの物を購入することをオススメします!映画ももちろん良かったが、特典映像も面白かった!
2作品、どちらが好きかと聞かれたら、個人的に竹内結子は好きだが、「はやぶさ 遥かなる帰還」の方が、それっぽかった気がする…。(^_^;)
ネットでビデオレンタルは、他でもいろいろなサービスが有ると思いますので、「Apple TVで無ければ!」というものでも無いですが…。(>_<)
●AirPlay最高!
これはApple TVの存在感を十分に引き出してくれます!(^^)v
ただし、iPhone、iPad、Macユーザーに限られますが…。(^_^;)
ファミリーとかなら、子供たちが喜ぶこと間違い無しです!(o^^o)
だって、iPhoneで撮った写真や動画が、機器に接続するとかの煩わしさ無しで、テレビに映し出すことが出来るんですから!\(^o^)/
これはもう体験して貰うしか無いです。言葉では言い表せない快感と言うか、開放感と言うか…。(^_^;)
まあ、この手のサービスも、大手家電メーカーの製品間で行なっているのでしょうが、iPhoneやiPadを持っているなら、迷わずApple TVかと思います!
近々、新しいApple TVが出るという噂も有りますが、機能的にはもう完成されているかと思います。
Apple Storeで「8,800円」!
価格的に安くは無いですが、メチャ高いってほどでも無いかと思いますので、是非、購入のご検討されてみては如何でしょうか?(^^)v